「日本にはうんちで走るバイクがある!」 TOTO広告に海外で「誤解」続々

富士フイルムが開発した糖の吸収を抑えるサプリが500円+税で

ハフィントン・ポスト、人気ブロガーも勘違い

   たとえば大手ニュースサイト「ハフィントン・ポスト」では現時時間の7日、

「日本のトイレメーカー・TOTOは、糞便で走るバイクを開発した。人間の排泄物を座席に貯め、バイオ燃料に変換して3輪のバイクを動かすのだという」

と驚きとともに伝えた。やはり有名ネットニュースの「ゴーカー」でも、「この世界初のトイレバイクの座席は便器になっており、ズボンを下ろしてバイクに乗れば、理論上は『排出』しながらそれを燃料に運転できる」と解説。人気ブロガーのペレス・ヒルトンは「しかし、運転しながら『うんち』はできないだろう?」と首を傾げつつ、「なんにせよ、このバイクの後ろだけは走りたくないな! 大爆笑だ!」と紹介した。

   ほかにも複数のネットメディアがこの「トイレバイク」を報じているが、ほとんどは「うんちが燃料」と勘違いしていた。ただし前述の「ゴーカー」では読者からの指摘を受け、後日訂正文を掲載している。

   TOTOの広報部にこうした海外の反応について尋ねると、「デザインから、そう誤解する人もいるようですが……」と苦笑いしていた。もっとも原料となる生活排水の中には、人間の排泄物も多少は含まれているという。

   なお座席代わりの便器はTOTOが実際に発売している「ネオレストAH3」そのものだが、トイレとしては使うことができないそうだ。

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