産経新聞がやってしまった 政治記事で「ツンデレ」見出し

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「若い人たちに興味を持って読んでいただきたいと願っています」

   政治記事にこの用語が使われるのは異例だ。たとえば過去1年間の朝日新聞の記事を見ても、記事中に「ツンデレ」という言葉が使われたのは地方版を含めて6件で、いずれも文化芸能面やコラムなど。そのうち、見出しにこの表現が使われているのは、2011年8月27日付けの、「ツンデレ美少女の『信長』」と題して掲載されたライトノベルの書評と、10年11月5日の大阪本社版芸能面の

「秋の連ドラ、『デレツン』に注目 記者座談会」

という記事のみだ。

   産経新聞社広報部では、このような見出しがついた経緯について、

「新しい試みとして見出しをつけました。政治など硬派のニュースにも若い人たちに興味を持って読んでいただきたいと願っています。なお、紙面制作の過程についてはお答えできません」

と説明するが、ツイッターでは

「頭が悪そうな記事」
「産経のライバルはまとめサイトらしい」

などと書かれ、意外に冷たい反応だ。

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