仮設全戸に暖房器具設置 岩手県、断熱工事も

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   岩手県は10月12日、仮設住宅全戸に暖房器具を設置すると発表した。北東北は既に朝晩の暖房なしでは過ごせない季節を迎えている。

   厚生労働省が先日、仮設住宅の暖房器具を新たに災害救助法による国庫負担の対象とすることを決めたことで実現した。石油ストーブ、ホットカーペット、電気こたつなどを、市町村の判断で設置できる。

   岩手日報によると、入居者が寒さ対策などの住環境を改善させる事例を紹介する県主催の説明会を各地で開く。県はプレハブリース業者の仮設住宅約7800戸について追加の断熱工事を実施する。

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