「第2次韓流ブーム」到来か 訪韓日本人急増、雑誌の特集も続く

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韓国コンテンツの輸出は大幅増

   ドラマなどの「韓流コンテンツ」も堅調だ。これは、日本のテレビ局からすると「韓国ドラマは割安だから」などの理由という。当初はCSやBSで盛んに放送されていたが、ここ1~2年で地上波にも進出。フジテレビは平日午後(関東ローカル)に「韓流α」、TBSも平日午前(関東ローカル)で「韓流セレクト」と呼ばれる枠を設けている。この枠を設けたことなどが、一部で「韓流偏重」などと批判を浴びたが、すでに11年6月にはTBSやポニーキャニオンなど日韓のメディア企業8社は、ドラマの製作支援に特化したファンドを立ちあげている。「韓流コンテンツ」安定供給のための布石だとも言える。

   なお、韓国の文化体育観光部とコンテンツ振興院の発表によると、11年上半期(1~6月)のコンテンツ産業の輸出額は前年同期比27.2%増の2兆225億ウォン(1332億円)。内訳は音楽(733億ウォン、64.1%増)、アニメ(695億ウォン、51.5%増)などが多かった。欧州の通貨危機を踏まえても、好調な輸出が続くとみている。

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