毒舌キャラクターが、そのまま復活するのは絶望的
また、町役場の総務課によると、着ぐるみの活動や関連グッズについては、特に話題にのぼらなかったといい、
「意見を伺ったにすぎず、結論は何一つ出ていない」
と慎重姿勢。ツイッターについては、
「再開するかどうかを含めて、慎重に検討したい」
と、さらに慎重だ。
ツイッターについては、閉鎖後も、
「町の公式キャラクターなのに、ああいう怖いキャラで良いのか」
「『中の人』が勝手に書き込むと、書き込みは取り消せない。コントロールできない」
などと警戒感が強く、会合でも慎重論が多数だったという。このため、閉鎖前の毒舌キャラクターが、そのまま復活するのは絶望的だ。
ツイッター復活の可能性を完全に排除している訳ではないが、課題は多い。地方自治体が運営する「ゆるキャラ」のツイッターとしては、約2万人のフォロワー(読者)を抱える熊本県の「くまモン」(@55kumamon)などが有名だが、総じて「優等生キャラ」。仮に、まんべくんのツイッターが復活したとしても、同様の「優等生」になってしまえば、ネット利用者には逆に失望感が広がりかねない。このことから、
「人格を変えてツイッターを復活させるくらいなら、いっそのことツイッターなしで活動させた方が良いのでは」
との声も出ている。