福島大、構内の除染を強化 年間1ミリシーベルト以下に

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   福島市にキャンパスのある福島大学は10月5日、学生が浴びる累積放射線量を長期的に年間1ミリシーベルト以下に抑える除染計画を発表した。福島大は既に、高い放射線量が計測された場所については除染作業を行ってきているが、新学期の始まる半年後の12年4月をにらんで、近く大学構内全域の本格的な除染に着手する。

   現在、大学施設屋内の放射線量は毎時0.1マイクロシーベルト程度になっているが、屋外施設を中心に比較的高い放射線量を示す場所が残っている。これらの場所でも0.1マイクロ以下にする計画だ。サーカー・ラグビー場の表土の除去、テニスコートと陸上競技場の芝生の除染、中央広場の洗浄などを予定している。

   毎時0.1マイクロ程度にすることで、目標の年間1ミリ以下を達成する。

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