「日本で大麻もらって知らずに吸った」 BIGBANGメンバーの説明に疑問の声

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   日本でも大人気だという韓流グループ、BIGBANGのG-DRAGONさん(23)が大麻を使用したとして韓国で摘発されていたことが2011年10月5日、分かった。結果的に起訴猶予処分となったが、G-DRAGONさん側の説明には疑問の声も挙がっている。

   これまでの報道をまとめると、G-DRAGONさんは6月中旬に検察で毛髪検査を受け、陽性反応が出たが、使用量が少ない上、常習性も認められず、大学生であることも考慮して起訴猶予処分になったという。

弁護士「1回吸っただけで陽性反応が出るのは少しおかしい」

   10月5日には所属事務所によって事件の経緯を説明する謝罪文が発表された。

   BIGBANGの公演で5月に来日したとき、日本の関係者との酒席に参加した。そこでトイレに行った際、ファンと見られる若い日本人が、G-DRAGONさんに挨拶をしてきてタバコをくれたので、好意に応じるため2~3口吸ったところ、普段のタバコと違う変な感じがしたので便器に捨てたという。

   なぜ突然、韓国で毛髪検査されることになったのかなどは明らかにされていない。

   常習的に吸っていたのではなく、日本で大麻を譲り受け、大麻と知らずに少し吸ってしまったということだが、本当にそれだけで陽性反応が出るのか。

   薬物事件に詳しい弁護士の小森榮氏によると、常習者の場合、使用後数か月経っていても毛髪検査で陽性反応が出ることはあるが、それまで大麻を吸ったことのない人が2~3服吸った程度で反応が出るかは微妙だという。

「日本の裁判では、毛髪検査は薬物の常習性を立証するためにやる。1回ちょっと吸っただけで毛髪から陽性反応が出るというのは少しおかしい。海外のことなので詳しくは分からないが、鑑定やったことある人ならみんなそう思うのではないか」
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