グーグルCEO「体調不良を押してアドバイスしてくれた」
そのグーグルのラリー・ペイジCEOは、グーグルが提供するSNSの自身のページで「心の底から悲しい」とコメント。ペイジ氏がCEOに就任した際に「大変親切に接していただいた。決して体調がよくなかったはずだが、私のために時間を割いてアドバイスしてくれた」とのエピソードを明かした。
フェイスブックのマーク・ザッカーバーグ氏もフェイスブック内の自分のページで「私の師匠として、また友人としてお付き合いいただきありがとう」と綴った後、「自分の手で築き上げたもので世界を変えられると、あなたは教えてくれた」と感謝を示した。
IT業界の「大物」だけでなく、バラク・オバマ米大統領もジョブズ氏の死について、米国時間5日夜に声明を発表。「世界は先見性のある人物を失った」と惜しみ、「米国で最も偉大な発明家の1人。人とは違う考えを持つことを恐れず、世界を変えられるとの信念を持つ大胆さ、そしてそれを実行できる能力を兼ね備えていた」と最大級の賛辞を贈った。
日本国内では、iPhoneやiPadを販売しているソフトバンクの孫正義社長が「とても悲しい……まさに現代の天才だった」と悼んだ。