フクシマ支援を世界中に訴えている米人気歌手レディー・ガガさんに、福島県が感謝状を贈ることを検討しているという。地元メディアが10月4日報じた。
ガガさんは、3月11日の東日本大震災直後から復興支援をアピール、6月には来日してさまざまなイベントを盛り上げた。その際、復興チャリティーコンサートを原発事故の福島県で開く意向を示し、会津地方特産の起き上がり小法師(こぼし)にキスをするパフォーマンスで、「福島再生」への支援を呼びかけていた。
福島県は「ガガさんの行動は県民を激励してくれた」と評価、県か佐藤雄平知事が役員を務める観光関係団体のいずれかから感謝状を贈りたい、としている。
これとは別に10月3日、観光庁では国際観光振興の長官表彰のセレモニーがあり、ガガさんも対象に選ばれた。出席できなかったガガさんは、「常に私を温かく迎え、勇気の真の意味を教えてくれた日本のために、この地球の一員として引き続き戦い、支援を行っていきます」とのコメントを寄せた。