TBSも赤字経営で、もはや限界
横浜ベイスターズの売却先には、DeNAのほか、旅行会社のエイチ・アイ・エス(H.I.S)の名前が挙がっている。DeNAは、これまでもたびたび「売却先候補」と報道されているが、いまのところ、「報道にあるような事実はありません」とコメントしている。
一方、横浜ベイスターズは毎年20数億円の赤字が出ていて、今シーズンも4年連続の最下位が確定的だ。親会社のTBSホールディングスは、2010年に住宅設備大手の住生活グループ(LIXIL)や家電量販店のノジマと売却交渉を進めたものの、本拠地(横浜球場)の移転などの問題で折り合わず決裂している。
TBS自身も広告収入の落ち込みで苦しい経営を余儀なくされており、ベイスターズを抱えられなくなってきている。