なでしこジャパンの澤穂希選手(33)がテレビ番組で、恋愛遍歴を赤裸々に語り、話題になっている。そこには、驚きの発言もあった。
恋愛のことになると、いつもは恥ずかしそうな澤穂希選手。それが、ロンドン五輪出場を早々と決めたうれしさからか、話が弾んでいる。
黒人男性と一時期は同せい
過去を告白したのは、フジテレビ系で2011年9月28日夜に放送された「ザ・ベストハウス123」でだ。それによると、澤選手は、幼いときから「男らしい女の子」で、男の子に混じってサッカーに明け暮れる毎日だった。本人も「男の子だったらよかったのに」と思っていたという。
しかし、両親の離婚後に、友だちと一緒に、へその横などにピアスを開ける体験をした。そして、単身渡米してから、本格的におしゃれに目覚め、嫌いだったスカートもはくようになった。アメリカ人選手がおしゃれや恋のガールズトークでチームの団結力を培っているのに触発されたからだという。
さらには、結婚を真剣に考えるような男性とも巡り会った。所属する米チームのスカウトマンをしていた黒人男性で、一時期は同せいもしていた。日本に一時帰国したときは、母親の満壽子さんにも男性を紹介する仲だったが、サッカーを優先することにして8年前に別れてしまった。
この経緯については、週刊文春の7月28日号が男性のインタビューとして紹介している。記事によると、最初は男性が誘ったものの、澤選手自ら「サッカーをやめて、あなたと結婚する」と告白するまでほれていたそうだ。
男性が経緯を明かしたため、澤選手も話をする気持ちになったらしい。
結婚したいと思ったのは、「その人が最初で最後ですね」と澤選手は番組で語った。しかし、ほかにも彼氏がいたことがあったというのだ。
「いや、その前から全然彼氏とかいますよ」
「ザ・ベストハウス123」の番組で、前出の男性について、母親の満壽子さんは、「初恋」の相手だと語った。ところが、澤穂希選手は、色をなして反論したのだ。
「いや、その前から全然彼氏とかいますよ」
文春の記事でも、澤選手の知人が「澤のことを好きになる人も一杯いる」と明かしており、異性にもてることもあったようだ。テレビ番組では、W杯で優勝できたことも理由に、「今は女でよかったって感じ」と澤選手は語っている。
映画のイベントでは2011年9月24日、彼氏について報道陣に聞かれ、今はいないとしながらも、「女性なので、(恋のゴールを)決められたい」と明かした。次は、そんな男性を望んでいるようだ。
女性らしくなった澤選手だが、ただ、テレビ番組では、意外なことを明かしていた。
「女の子とデートしたりとか、キャバクラに行ったりとか…」。
その意味については、番組では触れられなかった。文春の記事では、澤選手が花粉症のマスクをしていたとき、キャッチに「キャバクラいかがですか」と声をかけられたと中学時代の同級生が明かしている。やられたらやり返すという澤選手だけに、間違われたことを逆手に取って、男性に混じって会話を楽しむこともあったのかもしれない。