コメ検査、安全宣言相次ぐ 岩手、山形、青森で「検出せず」

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   コメの放射線検査が行われている東北各県から、新米(11年産米)の「安全宣言」が相次いでいる。

   岩手県は9月27日、県内全市町村で安全性が確認された、と発表した。収穫後の米を対象とした本調査を34の全市町村で実施、いずれも放射性セシウムは検出されなかった。

   青森県も28日、検査が残っていた8町村の玄米からも放射性物質が検出されなかったと発表した。これで、40市町村全てで新米の安全性が確認された。山形県も同日、県内60地点で採取した玄米から放射性セシウムは検出されなかったと発表、「一連の検査でことしの県産米は安全が確認できた」と説明した。

   環境が厳しいのは、福島ブランド。福島県は28日、本調査の結果、5市町全41点で国の暫定基準値(放射性セシウム1キロ当たり500ベクレル)を下回ったと発表した。会津若松市、磐梯町、三島町では全て不検出だった。相馬市では21地点中14地点で、新地町は6地点中2地点で、微量のセシウムが検出された。

   一地点で500ベクレルが検出された二本松市には、「コメを出荷しないで」というメールが殺到している、という。

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