角川書店元社長で現在も映画プロデューサーとして活躍している角川春樹氏(69)が、40歳下の女性歌手(29)と6度目の結婚をした、と長女の角川慶子さん(37)がコラムの中で明かした。
ただ、「年の差婚」は家族にとって複雑な感情があるようで、慶子さんは角川さんの再婚相手に対し、「死に神にしか見えない」などと複雑な感想を綴っている。
「まさに、プリティウーマンの世界ですよ」
慶子さんのコラムは、ニュースサイト「探偵ファイル」の2011年9月27日付に掲載されている。タイトルは「角川春樹が6度目の結婚、直後姉である作家の辺見じゅんが急死」。
「なんと父上が極秘入籍していたのです」
と始まるコラムには、同棲しているのは知っていたが、自分は結婚に反対していたため、まさか結婚はないと思っていた、という内容が書かれている。
入籍は週刊文春の記者から聞いた、という。同棲中の女性の姓が角川に変わったことでわかったそうだ。再婚相手は山田友美といい、歌手「ASUKA」として活躍していた。
2人の出会いは、角川春樹事務所が2007年3月に公開した映画「蒼き狼」の製作中だという。都内のライブハウスで知り合い、角川さんが「ASUKA」と名前を付けてエイベックスからメジャーデビューさせた。08年6月公開の映画「神様のパズル」の主題歌も歌わせた。
「まさに、プリティウーマンの世界ですよ」
と慶子さんは書いている。
まだ父親には確認ができていない
しかし、慶子さんはこの結婚を喜んではいないようだ。
その原因の一つに角川さんが主宰する俳句結社「河」に「ASUKA」さんが入った際に、
「ここでは書けないくらいのことが起こったのです」
と明かしている。彼女に対する拒否反応のようなものがあり、
「子供の私からすると、ASUKAは死神にしか見えませんよ」
とおだやかでない感想を綴っている。慶子さんは3人弟妹で、弟に父親の再婚を報告したところ、
「葬式で若妻にでしゃばられるのも何だかなー」
と呆れている状態で、それは自分も夫(婿)も同じ気持ちだとしている。
ただし、角川さんに事実確認をするため電話をしているのだが、まだ話しができていない状態なのだそうだ。
いったい角川さんは現在どのような心境なのだろうか。再婚を本当にしたのかも含め角川春樹事務所に問い合わせてみたところ、
「プライベートな内容のためお答えすることはできません」
ということだった。