「キングオブコント」敗れた鬼ヶ島 それでも開かれる「優勝祝賀会」の謎

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   コント日本一を競う「キングオブコント2011」は、8組のファイナリストの中から、お笑いトリオ「ロバート」が優勝、4代目のキングの座を射止めた。

   2011年9月23日放送の決勝で敗れた7組は、ツイッターなどでファンに感謝のメッセージを送りつつ、悔しさをにじませるケースもあった。そのうちの1組「鬼ヶ島」は、決勝に臨む前にあらかじめ「優勝祝賀会」を準備していたという。どう「後始末」をつけたのか。

1回目の得票で3位につけるも…

   優勝したロバートは、2008年の第1回大会で決勝まで進んだものの優勝には届かず、09年は準決勝で敗退、10年は不参加で今回に雪辱を期していた。悲願達成にメンバーの山本博さんはツイッターで

「キングオブコント優勝させていただきました。ありがとうございます。 今のってるタクシーの運転手さんがお笑い好きで熱い握手していただきました!」

と素直に喜びを爆発させた。

   一方、敗れたファイナリストのひとつ、「鬼ヶ島」。09年優勝の「東京03」、10年優勝の「キングオブコメディ」と同じ事務所に所属しており、期待は高かった。決勝は2回の演目の合計点数で争われるが、1回目の得票で3位と好位置につけた。

   実は決勝前の段階で、優勝した場合にファンと喜びを分かち合おうと「優勝祝賀会」を企画したのだという。1回目のステージを終えた後、司会のダウンタウンの浜田雅功さんからも「祝賀会の会場を押さえているんだって」と紹介されていた。

   そして2回目、鬼ヶ島はコントを終え審査に臨むが、結果はその時点で3位、最終的には5位に終わった。優勝祝賀会は幻となったわけだ。

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