セ・リーグ新人王は巨人・沢村が「当確」へ 負け数の多さも「プラス」要素?

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   巨人のドラフト1位、沢村拓一投手(中大)がセ・リーグの新人王レースで優位に立った。2011年9月20日、首位ヤクルトに勝ったのが大きく、ライバルに差をつけるとともに獲得への条件がそろった。

9月になって広島・福井との争いを逆転

   沢村はヤクルト戦の勝利で8勝目。8回途中まで1失点に抑えた。好調ヤクルトも勢いのある投球に力負けした。この勝利で争っていた広島のドラフト1位、福井優也投手(早大)を抜いた。

   オールスター戦の後、両投手が新人王争いの主役となっていた。8月を終わった時点で、沢村が6勝10敗、福井は7勝6敗。この8月は福井が3勝無敗だったのに対し、沢村は1勝2敗。ところが9月になると、福井が2敗と失速し、逆に沢村は2勝1敗。13日に福井が敗戦投手、翌14日は沢村が勝利、さらに19日に福井が序盤で降板、20日に沢村が勝つという経過をたどった。

   現在の好調からみると、沢村は10勝の可能性が出てきた。2ケタに乗せると、福井は苦しい。

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