「使い回し」に気付かぬ視聴者も多数?
「ほこ×たて」の番宣番組の放映時間は約30分だったが、その中の「振り返りVTR」の長さは全部で14分30秒に及んでいる。その上で、初めてVTRを見るとみられるゲストがスタジオで感想を述べたり、VTRの中では投球に失敗した北別府さんがスタジオで「リベンジ」を試みたりするという構成だ。だが、北別府さんが実際にスタジオでボールを投げるシーンは、わずか1分。リベンジが失敗した直後に、
「10月から、『ほこ×たて』がゴールデンタイムに進出します!」
と30秒程度の告知が流れ、番組は終わる。やはり、番組の大半が過去のVTRで占められていることには変わりない。
この構成をめぐっては、すでにネット上で、
「えっ、こないだのほこたてのカラーボールの回って使い回しだったのかw」
「なんか妙な構成だと思ったんだよなー」
と、「使い回し」であることにすら気付かなかった視聴者が少なくないようで、違和感を指摘する声が相次いでいる。
いかに「番宣番組」とはいえ、ちょっと手抜きがひどいのではないかというわけだ。フジテレビ広報部に聞いたところ、「番組の構成等についてはお答えしておりません」ということだった。