三菱重工は2011年9月20日、同社のコンピューターがウイルスに感染していたことを発表した。感染が分かったのは8月中旬。情報漏洩の可能性が指摘されている。警察に報告し、外部の専門家と共同で調査しているという。
社内の一部のコンピューターのシステム情報が流出した可能性がある。製品や技術に関する情報流出は確認されていないとしている。
報道によると、サイバー攻撃によって本社や造船所など国内11拠点の83台が感染。ウィルスには情報を外部に流出させるタイプのものが含まれていて、一部のコンピューターが海外サイトに強制的に接続させられていたという。