日本銀行が2011年9月20日に発表した4~6月の資金循環統計(速報)によると、6月末の家計の金融資産は前年同期に比べて1.2%増の1490兆8593億円だった。増加は5四半期ぶり。
このうち、現金・預金は1.9%増の828兆5155億円で、18四半期連続でプラスとなり過去最高を更新した。その一方で、債券は10.4%減、株式・出資金も0.6%減となった。景気の低迷など、投資環境が不安定なことから、現金や流動性預金を中心とする安全性の高い資産を保有する傾向が強まっている。
日本銀行が2011年9月20日に発表した4~6月の資金循環統計(速報)によると、6月末の家計の金融資産は前年同期に比べて1.2%増の1490兆8593億円だった。増加は5四半期ぶり。
このうち、現金・預金は1.9%増の828兆5155億円で、18四半期連続でプラスとなり過去最高を更新した。その一方で、債券は10.4%減、株式・出資金も0.6%減となった。景気の低迷など、投資環境が不安定なことから、現金や流動性預金を中心とする安全性の高い資産を保有する傾向が強まっている。