「枝野大臣のお気持ちがまだよく分からないところがある」
古賀氏はツイッターへの書き込み後の16日夜、報道番組「報道ステーション」(テレビ朝日系)に生出演した。
番組冒頭、キャスターの古舘伊知郎氏が進退について質問すると、古賀氏は「仕事がなければ、いてもしょうがない。今はそういう方向でお話をしていますが、枝野大臣のお気持ちがまだよく分からないところがあるので」と話すにとどめた。
番組内で、古舘氏が「辞める可能性が高くなったとして、今後辞めたら、政治家になるようなことはあるか」と切り込むと、古賀氏は「辞めたら、改革のための仕事をしたいと思っていた。公務員でできないのであれば、外に出る。改革をしたいという人はたくさんいます。そういう方々をサポートしながら協力して、日本に改革の波を作っていければ」と答えた。
古賀氏は、本来は異動待機ポストとされる「官房付」に2009年末から異例の長さでとどめ置かれている。具体的な仕事はほとんど与えられていないという。古賀氏の公務員制度改革への姿勢などに主流派官僚らが反発していることが背景にあるとみられている。
古賀氏は、7月段階での勧奨退職を当時の事務次官から求められた際は、これに応じない考えを示していた。