綾戸智恵のものまねで周囲が「また歌わないとダメだ」
実際の理由は、佐良さんが師としていたジャズ歌手の水島早苗さんが78年に亡くなり、自分の歌い方が正しいのか分からなくなってしまった。そして、86年に水島さんに捧げたアルバムを出して、燃え尽きてしまったのだという。
その後、87年に声帯ポリープの手術で1年ほど声が出なくなったり、実家の事業を手伝うようになったりで、歌から遠ざかってしまったという。2010年に復帰したのは、旧知の人と正月に集ったとき、綾戸智恵さんのものまねをして歌ったら「また歌わないとダメだ」としつこく言われたからだそうだ。ただ、「本格復帰」とは少し違うようで「やってもあと1~2回でしょう。それで体力の限界」と話していた。
また、2011年3月11日の東日本大震災では、栃木の自宅が半壊。壁に亀裂が入り、解体を余儀なくされた。約150匹の犬や猫は無事だったという。
今回、37年ぶりにドラマの主題歌に決まったことで、2ちゃんねるには「子供のころドラマでよく見てたなあ」「直美ねえさんの歌いい まじ楽しみ」「本日のおっさんホイホイスレですか?」といった書き込みが寄せられている。