土木学会東日本大震災特別委員会の津波特定テーマ委員会(委員長・今村文彦東北大教授)は9月14日、岩手県宮古市で陸地の斜面をさかのぼった津波の高さが最高39.7メートルに達していた、という現地調査の結果を明らかにした。
国内の津波でこれまで最も高かった「遡上高」は、1896年の明治三陸地震の際に岩手県大船渡市で記録された38.2メートル。今回の推定値はこれを上回る。
土木学会東日本大震災特別委員会の津波特定テーマ委員会(委員長・今村文彦東北大教授)は9月14日、岩手県宮古市で陸地の斜面をさかのぼった津波の高さが最高39.7メートルに達していた、という現地調査の結果を明らかにした。
国内の津波でこれまで最も高かった「遡上高」は、1896年の明治三陸地震の際に岩手県大船渡市で記録された38.2メートル。今回の推定値はこれを上回る。