東京大学の本郷キャンパスで自転車のサドルが抜き取られ、代わりにブロッコリーが差し込まれるという「事件」が発生した。誰が何の目的で行ったのかは不明だが、事前に「ツイッター」を使ってメンバーが集められ、複数の学生による組織的な行動だった事が分かった。
事件は2011年9月9日に起こった。「東大ブロッコリーテロ」とも呼ばれている。被害にあった東大生の中には「テロには屈しない」と「ツイッター」で呟き、サドルに差してあったブロッコリーを自宅に持ち帰り、茹でて食べた写真をアップした。
前日に「ツイッター」を使ったメンバー募集
被害にあったのは自転車十数台とバイク一台。サドルが外されブロッコリーが差し込まれたが、自転車一台にはバナナが差し込まれていた。これらはキャンパス内の放置自転車で、大学側から警告を受けていた。外されたサドルは自転車のカゴに置かれていたため、窃盗目的ではなかったようだ。
東京大学本部広報グループによれば、発見したのが9日昼で、すぐにサドルを元に戻す原状回復を行った。誰が何の目的でやったのかは不明で、現在調査中としている。
実はこの「犯行」が行われる前日に「ツイッター」を使ったメンバーの募集があり、実況中継も写真付きで行われている。そこには事前準備として、ブロッコリーはサドルに差し込みやすいように茎の部分を細く削るように指示。
「参加費は一人ブロッコリー一本 ただ深夜にやるのが、ネックかもね。。。」
などと書かれている。
「サドル1つ欲しいんだけど」という質問には、「パクるわけではない」と断っている。犯行時の写真もアップしていて、ブロッコリーを差した自転車を上から横からと撮影。この自転車に犯行者が実際に乗っている写真もアップした。