卵かけご飯「日本一」に異議あり! まるで「ネギトロ丼」か「ビビンバ」

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   ここ数年大ブームとなっている「卵かけご飯」。その日本一を決めようというイベントが2011年10月30日に島根県雲南市吉田町で開催される。

   しかし、日本一候補となる6つの卵かけご飯の写真がインターネット上に出回ると、「これが卵かけご飯といえるのか?」などといった意見が大量に出ている。卵以外の具が多すぎて、「ネギトロ丼」や「ユッケ丼」のように見えるというのだ。

シンプルにかきこめるのが卵かけご飯?

「卵かけご飯日本一」の候補6作品
「卵かけご飯日本一」の候補6作品

   話題になっている卵かけご飯日本一決定戦は、雲南市吉田町で開催される「第7回日本たまごかけごはんシンポジウム」で行われる。05年から毎年開催されている。

   島根県は卵の産地であり、卵かけご飯専用しょうゆ「おたまはん」が大ヒットしたこと、吉田町が南雲市に合併されることをきっかけに「おたまはん」を開発した地元の第三セクター・吉田ふるさと村が主催している。

   卵かけご飯のブームは04年頃から始まり、専用醤油を開発するメーカーが続出。専用ふりかけや専用茶碗、専用鶏卵なども発売された。南雲市の「たまごかけごはんシンポジウム」がこうしたブームを全国に拡大させるきっかけにもなった。

   卵かけご飯のレシピコンテストは今回が7回目。これまでの6回で最優秀賞や特別賞を獲得した6作品の中からインターネット投票により「日本一(グランドチャンピオン)」を決めようというもの。候補6作品の写真から選ぶほか、卵かけご飯専門店「飯匠 お玉はん」(雲南市三刀屋町)で一杯500円で試食もできる。

   さて、この候補作品の写真が地元紙・山陰中央新報のウェブ版などに掲載されると、ネットでは「これは卵かけご飯じゃない」などとちょっとした騒動になった。「ネギトロ丼」や「ユッケ丼」のように見えるものもあるというのだ。ネットの掲示板やブログには

「やはり卵の味を味わうのが玉子かけご飯じゃね?」
「シンプルにかきこめるのが卵かけご飯。許せるのは薬味をのせる程度だ」

などといった意見が出た。

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