「コミュニティ」感覚で肖像権無視
ガイドラインでは、著作権・肖像権侵害はもちろん「本人や代表者、正式な代理人でない第三者が権利なくページを作成することはできない」と"なりすまし"を禁止。例えば、芸能人ページを勝手に「一ファンとして作成してしまうと権利侵害となる場合があります」と注意を促している。
しかし既に作成された9万件以上のページには、芸能人の名前をタイトルにつけた紛らわしいものや、「個人」が作ったファンページなのか「公式ファンクラブ」が作成したのか曖昧なもの、中には「画像交換所」と化したようなファンページも見受けられる。これまでmixi内だけのクローズドな情報共有機能「コミュニティ」には、こうした無断の画像掲載がはびこっていたが、これがそのままオープン化した「mixiページ」にも拡散してしまったような印象だ。
もちろん「コミュニティ」もmixiページと同様に、肖像権・著作権の侵害禁止だが、なにせコミュニティの数は462万以上。「24時間体制で人とシステムによるパトロールに加え、ユーザーの皆さまから『規約違反の通報』を受け付けるページも設け、健全なSNS運営に努めております(広報担当者)」というが、現状では相当数の芸能人コミュニティで画像が勝手に使用されており、追い付いていない。
オープン化した「mixiページ」についてmixiは、これまで以上の厳しい姿勢で対応しており、担当者によると、本人だと認証する「マーク」を付与。さらに今後は、
「アーティストや企業、ブランド等から指摘があった場合、『非公式』等の文言をページ名に追加依頼する場合もある。また、非公式であっても無許可の画像については削除を要請する」としている。
このところチェック機能や足あと機能など、細かな変更が続いたmixi。ネット上では「オープン化」の行く末に注目が集まっている。