「愛とエロスとユーモアのある家庭を作りたいです」と語り、所属事務所の副社長と再婚したばかりの女優、杉本彩さんが2011年9月6日、「私の結婚を喜ばない家族たち」と題したブログを綴った。一万字に及ぶ長大なものだ。
この「家族」とは、昨年から絶縁状態だった杉本さんの母と妹のこと。なぜ肉親との確執がここまで深刻になったのか。
「私は結婚を認めません」と怒る母
9月6日発売の「週刊女性」に、「あんな男を松山家にいれるなんて許せない!杉本彩の婿取り再婚に絶縁母・妹が涙の激怒」という過激なタイトルが踊った。
記事によれば、母親は婿となった男性がとにかく気に入らないようで、「私、結婚って聞いて震えがきました・・・。すごくショックで、言葉では言い表せない。うちの家柄とは合わないです。私は結婚を認めません」と、それこそ「ショック」なコメントをしている。
これに対し杉本さんは、夫と自分の名誉のために「フェアに反論させて頂こうと思いました」として、これまでの経緯と思いの丈を語り始めた。
絶縁のそもそもの発端は、自身で立ち上げた化粧品会社を妹夫婦に任せたことにあるという。
ところが、経営方針で対立し、話し合いにも応じてもらえず、弁護士まで立てられてしまう。結局、会社から身を引いて、妹と同居していた母への仕送りも停止したという。
すると、今まで中立の立場をとっていた母が一変、「こんな娘に生んだ覚えはない」などと暴言を浴びせるようになり、絶縁せざるを得なくなったという。
「妹たちから逆恨みされるならまだしも、母から恨まれる理由は何一つない」
杉本さんはそう綴る。