右翼とのトラブル沈静に動いたのは吉本興業元社長?
浜田さんのトラブルとは、2000年6月26日放送のフジテレビ系音楽番組「HEY!HEY!HEY!」が発端。ゲストの歌手・倉木麻衣さんに対し浜田さんが、宇多田ヒカルさんのパクリではないか、などと発言したことから、なぜか東京の右翼団体がフジテレビ周辺に押しかけた。そしてこの元幹部に収束の依頼が来て、部下を派遣し、騒ぎをピタリと止めたという。
記事によれば、紳助さんと浜田さんの右翼とのトラブルを収めたのは暴力団だが、手続きに違いがある。紳助さんの場合は「会社はなにもしてくれなかった」ため、暴力団とつながりのある元ボクシング世界チャンピオンに相談した。そこから暴力団との関係が続いてしまった。浜田さんの場合、右翼とのトラブル収束に動いたのは、吉本興業元社長の故林裕章氏だというのだ。吉本は今でこそ暴力団関係者との付き合いに神経質だが、
「ほんの十年前ほどまでは、社長自らがヤクザを使い、トラブルを回避する組織であった」
と記事では説明している。このあたりどこまで真実かわからず、記事にも、
「すでに当人(林元社長)がなくなっていることもあり、詳しいことが分かりません」
という吉本側のコメントも掲載されている。
J-CASTニュースの取材に対し、よしもとクリエイティブ・エージェンシーは、林元社長と暴力団関係者との関わりについてはわからないが、浜田さんと右翼団体とのトラブルに関しては、元警察OBで吉本興業の社員と浜田さんの担当者が右翼に接触。話し合いの上で解決した、といている。そのうえで、
「浜田に関しては罪が問われるものではない」
と回答した。