薬事法違反や傷害罪にあたる行為だ
この「ハルシオンの後発」というのは、睡眠導入剤ハルシオンのジェネリック医薬品ということのようだ。ネットでは、ハルシオンは医師の処方箋がなければ購入できないのに、それをまとめ買いしたのはおかしい、といったものや、酒に入れたりすると副作用が強く出て命に関わる、などと騒然となった。こうした行為は薬事法違反や、傷害罪にあたる犯罪であり、医師・薬剤師に対して、薬の適正使用情報を提供するのが仕事のMRが、その場にいながら見過ごしたとしたら許せない、とバッシングが起こった。
この「事件」はあっというまに薬品業界に広まり、専門業界誌「日刊薬業」も11年9月2日付けのウェブ版で報じた。記事によれば、この「ツイッター」に書かれた内容を当該の製薬会社はすでに把握していて、「事実関係を調査中」だという。J-CASTニュースが事実関係を確認するため同製薬会社に9月3日に問い合わせてみたが、土曜日のため担当者は出社していないということだった。同社ホームページにはまだこの件に関する報告は掲載されていない。