「復興祈願レール」完売 三陸鉄道、第2弾を計画

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   三陸鉄道が震災で損傷したレールを切り分けて「復興祈願レール」として販売したところ、3万円、5万円という値段にもかかわらず、一夜で200個を完売した。岩手日報によると、第2弾の検討が始まったという。

   岩手県の沿岸部を走る三陸鉄道は、北リアス線(宮古~久慈間)と南リアス線(盛~釜石間)の全長108キロ。震災と津波で大きな被害を受け、71キロは今も不通で、14年春の全面復旧をめざしている。

   「復興祈願レール」は8月26日に発売された。特に被害の大きかった北リアス線島越~田野畑間から取り外したレールを、メモリアルプレート付きの木製の台座に取り付けた。レール長10センチが5万円、5センチが3万円。

   発売直後から注文が殺到。県外からのインターネット、電話での注文が大半だったという。用意した各100個は翌27日午前ですべて売り切れた。

   次回販売への問い合わせも多く、今度は全線が運休したままの南リアス線のレールで第2弾ができないか検討を始めた。問い合わせは、三陸鉄道物産担当(電話0193-62-8900)へ。

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