「米国だけが世界じゃない」「ラテンアメリカでは売れている」
また、韓国人歌手がアメリカで成功するために、英語で歌い、米国の市場に受け入れられやすいスタイルに変化しても、「そこに韓国的な要素はありますか?」と筆者は問う。アーティストが異なる文化圏に進出し、そこの文化圏のルールに則って活動したら、もう「韓流」の概念は当てはまらないとしている。
記事のコメント欄には多数の書き込みが寄せられていて、「アメリカに住んでいるけど、韓国の歌なんか聴いたことない」「確かに韓国人歌手がアメリカ人の書いた曲を英語で歌ったたらK-POPじゃないよね」というもののほか、「米国だけが世界じゃない。私はラテンアメリカに住んでいるが、K-POPを購入する人はいる」「記事には同意するけど、『世界で』じゃなくて『米国で』に見出しを変えるべき」という意見もある。
日本では、「米CNN記者『K-POPが世界を征服する?笑わせないで』」といったタイトルをつけられ、2ちゃんねるで話題になったが、韓国の掲示板では、「これはオピニオンコラム欄であくまで一般人の意見を掲載するところ。CNNの見解じゃないし、そもそもこのサイトは『CNN Go』だ。それにも関わらず、日本では『CNNの見解』という見出しで歪曲されている」といった書き込みが寄せられている。