大阪府警の捜査報告書が流出
吉本興業では、外部から情報が持ち込まれたとしているが、なんらかの手段を通じて大阪府警の捜査報告書を見ていた可能性がある。
週刊朝日によると、報告書は、渡辺二郎被告らの裁判で検察側が証拠として提出していたものだった。最高裁の広報担当者は、報告書は、裁判の当事者しか閲覧できないと言っており、週刊誌も、その関係者から入手したらしい。
吉本興業側は、2011年8月13日に情報提供を受けて、調査チームが1週間かけて事実関係を調べた。島田紳助さんは、21日の話し合いで自ら引退を申し出たものの、いったん預かりとなった。そして、暴力団との不動産取引や違法行為に関わったことがないと確認して解雇処分としないことを決め、引退届を受理して23日に両者が会見したのだという。
週刊誌報道が伝わると、ネット上では、関係者がメールを公開した動機に様々な憶測が出たほか、文面そのものの公開に問題がないのか疑問の声も漏れている。