生産終了寸前スバル「サンバー」人気高まる 限定車いずれも完売、注文も増える

富士フイルムが開発した糖の吸収を抑えるサプリが500円+税で

一般のスバルファンも「最後のスバル製軽」と注目

   サンバーは富士重がスバル360で自動車事業に参入した1958年から3年後の1961年に発売された。モデルチェンジを重ねながらも、RRの駆動方式やフレーム構造、四輪独立懸架は受け継がれている。基本構造が変わらないだけに古さやオーバースペックも目立つが、トラック、バンとも耐久性や使い勝手は評価が高い。エンジンに専用部品が組み込まれる赤帽サンバーは、オーバーホールなしに30万キロ走った例もあるという。

   スバル製サンバーが2012年2月に生産終了になると聞いて、赤帽のオーナードライバーの間では、いま使っているサンバーの耐用期間がまだ先にも関わらず新車を発注する動きが広がっている。また、一般のスバルファンも「最後のスバル製軽自動車」として注目し始めた。2012年3月からはトヨタ自動車と共同開発中のスポーツカーを生産開始するため、サンバーの生産終了時期は動かせない。スバルの軽生産は繁忙のうちに54年の幕を閉じることになりそうだ。

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