韓流スター、チャン・グンソクさんが日本での人気調査結果を知り、すねてしまった。ここ最近ネットでは「韓流」を叩く傾向が強かったが、今回ばかりはグンソクさんに同情する声が出ている。
グンソクさんは1987年生まれ。2010年に放送されたドラマ「美男<イケメン>ですね」が日本で大ヒット。187センチの長身に中性的な甘いマスクで、これまでの韓流ファンのメイン層となっていた中年女性だけでなく10~20代の若い女性にも人気がある。2011年4月下旬に発売されたデビューシングル「Let me cry」はオリコンの週間ランキングで1位を獲得。女性週刊誌は「チャン・グンソク」の文字を表紙に入れるだけでも2~3万部は多く売れるといわれていた。
「好き」357ポイントに対して「興味ない」2234ポイント
ただ、以前からその人気ぶりを疑う声があった。6月の来日時、800人のファンが羽田空港で出迎えたとされたが、2000円で雇ったサクラだという報道も出ていた。
とくに衝撃的だったのは8月18日放送の東京MXの情報番組「5時に夢中!」で行われた視聴者アンケート。「あなたはチャン・グンソクは好きですか?」というそのまんまのアンケートだったのだが、「好き」が357ポイントで「嫌い」が481ポイント、「興味がない」が2234ポイントだった。
好きの反対は嫌いではなく無関心、と言われることもあるが、この結果にグンソクさんにも伝わってしまった。
スタッフの翻訳による日本語版ツイッターで、「5時に夢中!」の投票結果シーンを紹介、「ちぇ……僕はすねてる…」と投稿。落ち込んでしまったようだ。
「僕、人気無いこと認める…進むべき道は遠い」
アンケート結果にしょぼくれるグンソクさんに対して、フォロワーからは「そんなテレビ気にしないで!名前を出せば視聴率がとれる、人気者の証拠だよ!」と励ましのメッセージが寄せられた。
2ちゃんねるにも「嫌いならまだしも興味がないだからな。そりゃ精神的にくるわ」「ちょっと気の毒」というもののほか、「これをネタに昇華したら日本人にウケるぞ」といった見方が寄せられていた。いつもは「韓流」というだけで強烈に叩く2ちゃんねらーだが、今回は同情しているようだ。
ただ、グンソクさんは今回に限らず、ツイッターでしょっちゅういじけている。この1か月でも「僕がまさにアジアのプリンスだ!」と呟いた次には「僕、人気無いこと認める…ここにいる人達は僕の写真も撮らずサインももらわない…(中略)進むべき道は遠い」と投稿。一筋縄にいかない性格のようだ。
19日にも共演したことのあるSMAPに関して、「僕日本に来たのに木村さんと慎吾くんから電話が来ない…お兄さん達僕のこと嫌いなのかな? グッスン」とも呟き、いじらしい様子を見せている。