かっこいい服で「働く現場を楽しく・元気に」
「作業着」から「仕事着」への脱皮は、各所でも広がりを見せている。オーガニック製品を扱うアバンティ(東京・新宿区)は、「楽しく働くひとのための仕事着」をテーマに、オーガニックコットンを使用した「かっぽう着」や「たび(足袋)ソックス」を販売している。
また、「WIRED CAFE」などの飲食店を展開するカフェ・カンパニー(東京・渋谷区)は、ジーンズメーカーのLeeとコラボしてワークウエアブランド「PLAY WORK」を設立。「思いっきり働く人の服は、カッコいい」をコンセプトに、農家の人たちに向けた「つなぎ」や、カフェなどで使用できる「サロン」などのアイテムを取り揃えている。
「街で着ていても馴染む、かっこいいデザインです。街と職場の行き来にも問題ないですね」と広報担当者。「デニムの特質上、働けば働くほど服にも味がでてくるのも特長です」。今後は大工さん向けのウエアなども展開する。「働く現場をもっと元気にするワークウエアになっていけば」と語った。