システムの核心部分やソフトは海外輸入品を集めて使っている
自動制御システムに至っては、ソフトウエアのソースコードが分からないという。エンジニアの証言によると、システムの核心部分やソフトは海外から輸入したものを集めて使っており、ドイツ人技術者によるサポートを得られるまでシステムの不具合の修正に手が付けられなかった。
人民日報がここまで内情を明かしたのは、高速鉄道が中国オリジナルとは言えないことを事実上認めたともいえる。衝突事故前に「独自開発」と胸を張っていた王勇平報道官は8月16日に解任されたと伝えられた。「世界最速」を誇っていた時速350キロの運行も、16日に実施されたダイヤ改正により300キロに減速されている。