内部被曝検査に希望が殺到 南相馬、受け付けを中断

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   福島県南相馬市が始めた内部被曝検査に希望者が殺到、受け付けをいったん中止する騒ぎになっている。

   地元メディアによると、住民を対象にした検査がスタートしたのは7月11日。当初の計画では年度内に7000人を検査する予定だったが、8月上旬までの1カ月間だけで約9000件の申し込みがあった。検査は、市立総合病院の「ホールボディーカウンター」という装置を使って体内に取り込まれた放射性物質の線量を計測する。検査可能なのは1日40人程度だという。

   南相馬市は、小中学生や線量の高い「特定避難勧奨地点」の住民を優先する方針を打ち出すとともに、検査体制の拡充を急ぐことにした。近く、全身測定型のホールボディーカウンター1台を約5200万円で購入、県からも簡易型1台を借り受け、1日100人の検査を目指す。装置を使っての計測が難しい6歳以下の幼児については、無料の尿検査で対応することにしている。

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