原発汚染水の新浄化装置、試運転開始

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   東京電力は2011年8月16日、福島第1原発で新たに導入した汚染水処理装置「サリー」の試運転を開始した。順調ならば17日にも本格稼働する予定。

   サリーは東芝などが開発した装置で、汚染水から放射性セシウムなどを吸着して浄化する。6月に稼働した米キュリオン社や仏アレバ社製の浄化装置は、相次ぐ故障で稼働率が低い水準にとどまっており、浄化能力の補強を目指す。

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