新曲CDの発売やコンサートツアーも
マークは出演を快諾したが、問題はバックバンド。土田さんはメンバー募集を行い、27歳から30歳までの4人が決まった。マークのために結成されたバンドは「ガロチルドレン」という名前になった。19日のコンサートでは「学生街の喫茶店」のほか「君の誕生日」「涙はいらない」など名曲12曲を披露する。演奏はオリジナルの再現にプラスし現代風のアレンジも付けるという。
「ガロ」は70年代に一世を風靡したバンドで、後のミュージシャンにも多大な影響を与えてきた。彼らの活躍を生で見てきた50代前後から団塊の世代にとって忘れられない存在であり、今でも当時の歌を聴きたいと思っているファンは多いはずだ、と土田さんはいう。
「まずは八王子でのコンサートを成功させること。これを試金石として、過去のガロの曲をリバイバルしたCDや、新曲アルバムの発売、そしてコンサートツアーなども実現できれば・・・」
そう土田さんは期待している。
なお、メンバーだった大野さんは長年、独自に多彩な音楽活動を展開、近年は伊勢正三さんや大田裕美さんらとユニット活動を続けている。