グーグル、モトローラ買収で「アンドロイド」強化

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   米グーグルは現地時間2011年8月15日、米通信機器大手のモトローラ・モビリティを買収することで合意したと、同社公式ブログで発表した。グーグルは2007年、スマートフォン向けの基本ソフト(OS)「アンドロイド」を開発し、携帯電話メーカーに無償で提供しているが、今回の買収で独自に携帯電話事業にも本格的に乗り出すことになる。

   買収金額は125億ドル(約9600億円)とされる。グーグルによると、「アンドロイド」をOSとして搭載する機器は1億5000万台を超え、全世界で39の携帯電話メーカーが採用しているという。韓国サムスン電子の「ギャラクシー」や英ソニーエリクソンの「エクスペリア」など、ヒット商品も出ている。買収するモトローラも、アンドロイドを搭載したタブレット型PCを開発した。グーグルはモトローラを手に入れることで、「アイフォーン」を手掛ける米アップルとの競争が激しいスマートフォン市場で、アンドロイド事業のテコ入れを図るものとみられる。

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