岩手県の盛岡広域8市町村は、福島第1原発事故の影響で屋外活動に支障が出ている福島県の小中学生120人を無料招待し、9月23~25日に2泊3日のバスツアーを行う。岩手日報が15日報じた。
盛岡広域市町村長懇談会(盛岡、八幡平、雫石、葛巻、岩手、滝沢、紫波、矢巾の首長で構成)が主催し、福島県中通り、浜通りの各市町村と小中学校に参加を呼びかける。事業費は8市町村で負担、40人ずつ3コースに分かれて、盛岡市内や小岩井農場、八幡平、安比高原、くずまき高原牧場などを巡る。
懇談会は4月11日、盛岡市内で会合を開き、達増・岩手県知事の「がんばろう!岩手」宣言を受けて8市町村連携して復興支援に取り組むことをメッセージとして発表していた。