大震災の発生で雰囲気が一変 EVレンタカーが苦戦

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EVとHVを共有するカーシェアリング実験実施

   だが、こうした状況を乗り越える取り組みも活発化している。オリックス自動車と沖縄県は2012年3月末まで、県民と観光客がEVとハイブリッド車(HV)のレンタカーを共有使用するカーシェアリングの社会実験を実施している。朝夕の通勤時間帯は県民がマイカーとして、日中は観光客がレンタカーとして使用するもので、EV(HV)レンタカーの稼働率向上によるCO2の排出削減をめざす。実験に参加する県民は個人宅とレンタカー店舗間でレンタカーを利用する。店舗からの通勤は送迎バスとモノレールを利用する「パーク&ライド」方式を採用。市街地の渋滞緩和にもつなげる計画だ。

   EV(HV)レンタカーの稼働率向上をCO2削減と渋滞緩和につなげるこの官民合同プロジェクトは観光地における新しいEVレンタカーの利用方法を構築する試金石になる可能性がある。

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