震災時の津波で自宅、事務所が流された民主党の黄川田徹衆院議員(57=岩手3区)は8月13日、地元・岩手県陸前高田市の仮設住宅に入居した。黄川田氏は「周囲の皆さんが仮設住宅に入居したので、自分も最後に入ることにした。住んでみて、被災地がどうなっているか改めて訴えていきたい」と話している。
黄川田氏は衆院の震災復興特別委員会の委員長を務めている。津波で妻と長男、両親、公設秘書が犠牲になった。
入居したのは、陸前高田市の高台にある2Kの間取りの仮設住宅。これまで週末などに地元に戻った際は、一関市の妹宅に泊まっていたという。