チュニジア、リビアではソーシャルメディアの役割を称賛
先進国では異例の対応ともいえ、早速批判の声もあがっている。例えば人権団体からは、
「いつ暴動が計画されているのかを、どうやって知るのか。誰が判断するのか」
「現実的な策は、裁判所が判断することだ。もしそうでないであれば、携帯電話会社や警察が、すぐに規制を濫用することだろう」
と批判。
キャメロン首相の発言を伝えるBBCの記事のコメント欄でも、
「本気で言っているのか?北アフリカ(チュニジア、リビア)で革命が起こったときのソーシャルメディアの役割を称賛し、両国政府のネット規制を批判しておきながら、こういうことを提案するのか」
「ツイッターで『マンチェスターで暴動が起きている』という噂を見たので、すぐに現地で働いている知人に、事件が起こっているかもしれないと伝えました。政府は、こんな風に知人に危険を知らせることすら規制してしまうのでしょうか?」
と、批判的な声が大半だ。