ナインティナインの岡村隆史さんがラジオ番組の中で、ツイッターばやりの風潮に触れ、テレビ局の韓流偏重姿勢を批判した俳優の高岡蒼甫さんについても、やんわりコメントした。
発言があったのは、2011年8月12日未明放送された「ナインティナインのオールナイトニッポン」(ニッポン放送)でのこと。
「なんでみんなに言う必要があるのか」
岡村さんはこの番組の最後に、ツイッターでホテルの女性従業員が「嵐」の櫻井翔さんが泊まったというホテルの部屋の様子を呟いて騒ぎになった事件に触れ、「こんな、もうやめやぁ」。電車に乗っていた際、ツイッターに「今カラテカの入江が目の前にいるなう」と投稿されたお笑いコンビ、カラテカの入江慎也さんのエピソードも紹介し、
「高岡さんも大変。俺ずっと言ってるけど、呟くからや。見なかったら見なかったでいいのよ。それだけのことやのに、それをなんでみんなに言う必要があるのかと思ってまうねん。簡単なことなのよ、電気代しかかかってないんだからテレビなんて。ペイパービューだったらまだしも、タダで見てんねんから電気代以外は。もうやめよう、ツイッターとか」
と話した。
「高岡のツイートが嫌ならみるな」
高岡さんは7月下旬、「正直、お世話になった事も多々あるけど8は今マジで見ない。韓国のTV局かと思う事もしばしば」とツイート。賛同者がフジテレビ前でデモを行うほどの大騒ぎになった。高岡さんは、このツイートが波紋を広げたことで事務所をやめたが、8月10日に更新したブログでは「一連のツイッターでの発言でたくさんの人に迷惑をかけた。社会人として配慮に欠けていた」との反省の弁を載せていた。
岡村さんのこの発言を見る限りだと、テレビ局批判の内容がどうこうよりも、思ったことをすぐツイッターに投稿する今の風潮に納得がいっていないようだ。
ネットでも話題になり「韓国云々関係なくアホなつぶやきすんのが悪い」「正しいと思う。嫌なら買うな、嫌なら見るなが資本主義!」といったもののほか、「電波は公共のものなんだ、嫌なら見るなは通用しない みなが嫌がるものを公共の電波で流すなとなる」「ツイッターも電気代しか使わんから呟こうが呟かまいが本人の自由 それこそ高岡のツイートが嫌なら見るな」などの反応が寄せられている。