米フロリダ州で2011年8月4日から7日にかけ開催された、ヨーヨーの世界大会「ワールド・ヨーヨー・コンテスト」で、日本人選手が6部門中4部門を制した。
1992年から毎年開かれていて、ヨーヨーを操るテクニックの正確さやパフォーマンスの芸術性を競う。アメリカ、ヨーロッパ各国、中国などおよそ20か国から150人ほどが参加。日本勢はダブルハンドルーピング部門で8度目の優勝を果たした斎藤慎司さんを始め、オフストリング部門で岡田直人さん、カウンターウェイト部門で松浦豪さん、アーティスティックパフォーマンス部門で長谷川貴彦さんがそれぞれ優勝した。
日本勢はこの10年ほど、世界大会の上位をほぼ独占している。2000年にエクストリーム部門で優勝した、日本ヨーヨー連盟代表理事の三居弘典さんは、「国内のヨーヨー競技人口は300~500人。取り組みの真剣さ、また選手同士の交流で、お互いを高め合っていることが活躍の要因です」と話している。