「タダでものがもらえる」と略奪行為を扇動
高級紙のガーディアンによると、BBMでは、
「4時ぴったりに集まれ」
と、場所を指定した上で行動を呼びかけるものや、
「みんなロンドン中心部に集まれ。無防備な店はめちゃくちゃにされるから、タダでものがもらえる」
と略奪行為を扇動するものすらあった。
ブラックベリーの「通信内容が他社に知られにくい」という特徴が悪用された形だが、英国のブラックベリーの運営会社は、ツイッター上で、
「当局と協力して、可能なことは何でもやる」
などと表明。このことが「BBMの内容が漏えいするのでは」といった憶測を呼んでもいる。
一方、暴動を収束させるためにソーシャルメディアを利用しようとする動きもある。例えば「#riotcleanup」というツイッターのハッシュタグでは、暴動で被害を受けた道路の片付けをしようという呼びかけが行われており、特設ウェブサイトでは、片付けを行う場所や時間が紹介されている。