菅首相、週刊朝日インタビューに登場 「『原子力』抜本改革の道筋つけたい」

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   菅直人首相の単独インタビューが週刊朝日に載った。2011年8月8日に首都圏など一部の店頭に並んだ「8月19日号」で、6ページにわたって東日本大震災発生以降のことを語っている。会見は108分に及んだそうだ。

   記事によると、質問の最後で「いつ辞任するのか」と聞かれた菅首相は、「いずれ去る日が来るその時まで、言うことは言い、やるべきことはやり抜きますよ。どうにか原子力行政の抜本改革の道筋はつけたい」と答えている。

   菅首相が指摘した「原子力行政の抜本改革の道筋」は、退陣3条件中の「再生エネルギー法の成立」を超える内容を含む可能性があり、同誌でのインタビュー掲載を報じた産経新聞(ネット版)は、「首相の地位に恋々とした心情を吐露」「『退陣3条件』がクリアされても、なお居座りを決め込む公算が大きい」と指摘している。

   また、現役の首相が週刊誌の単独インタビューに応じるのは異例であることから、産経新聞は同じ記事で、「自らに好意的なメディアの取材にだけ応じる独善的な姿勢がまたも浮き彫りになった」とも書いている。

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