1か月に1回程度、清潔な刃で丁寧に
しかし、いくらキレイに処理できても、しばらくすると、毛はしぶとく生えてくる。まさに「いたちごっこ」だ。自分で手入れをするにはどうすればいいのか。
2011年4月から顔用のカミソリ「ビハダ」を発売している貝印の広報担当者に正しいケアのポイントを尋ねたところ、「風呂上りなどにクリームを塗り、明るい場所で丁寧に行ってください。日焼けなどは避けたほうがいいでしょう」とコメント。「浴室で剃る人も多いようですが、カミソリを置きっぱなしにすると刃が錆びてしまったり、雑菌などが入ったりする恐れもあるので控えた方がいいですね」。カミソリを清潔に保管することに注意したほうがいいそうだ。
また、野村皮膚科医院の野村有子医師は、処理の頻度について「皮膚の古い角質が生まれ変わるサイクルは28日ですが、顔の産毛は約20日で生え変わるといわれています。ですので、顔の産毛そりは20日から1か月の頻度で行うのが理想的です」と話す。肌の調子や化粧ノリが悪いと感じたら、化粧品を変える前に「顔そり」をしてみると、それだけで効果があらわれるかもしれない。