香港ではカップ麺と冷凍やきそばを出品
一方、「香港フード・エキスポ」は地元・香港のほか、中国本土や韓国、オーストラリア、カナダ、イタリアなど60カ国・地域から輸入業者や小売業者、ホテル・レストランなどと、1万2000人超のバイヤーが集結。最終日には一般来場者も訪れる見本市。「香港ではかなり大きなイベント」(香港貿易発展局東京事務所)という。
富士宮市では、会場で火が使えないことや、香港の人はテイクアウトの食品を好むとの情報で、カップ麺と冷凍食品の富士宮やきそばを出品することになったが、「十分アピールできる」と自信をのぞかせる。
富士宮市地域力総合研究機構は、「いまは認知度を高めていくしかない。評判を聞いて、他国でもデモンストレーションができるようになって広がっていけば、『富士宮やきそば』にとってもいいし、他のB級グルメにとっても希望がもてると思う」と、期待は膨らむばかりだ。