「東京ディズニーランド」や「東京ディズニーシー」を運営するオリエンタルランドの2011年4~6月期連結決算は、最終損益が38億円の赤字(前年同期は62億円の黒字)だった。8月4日、同社が発表した。4~6月期の最終損益で赤字を計上したのは、四半期ごとの業績開示が始まった2003年以来初めて。
売上高は485億円で、前年同期比43%減。東日本大震災の影響で休業したことで、入園者数が落ち込んだ。4月には入場料を値上げするなどの手を打ったが、カバーできなかった。休業中の人件費などの固定費38億円を特別損失に計上した。