岩手県は抗議文を送付「残念です」
さらに、岩手県もHP上に文章を掲載。「『ぴーかんテレビ』において、本県産米を誹謗中傷する内容の静止画が23秒間放送されました。東海テレビ放送に強く抗議するとともに、詳細について引き続き確認してまいります」としている。県の広報担当者は「東海テレビの方には事実関係について問い合わせてから、抗議文を送らせていただきました。残念です」と話している。
東海テレビは報道各社に送ったファクスで、原因は「当選者が決定される前に作成したリハーサル用の仮テロップが、操作ミスで送出されたため」と説明。
「本来、放送に使用しない仮のテロップとはいえ、大変不謹慎な表現を使用したことに問題があり、担当者の認識不足とともに、番組プロデューサー、ディレクターのチェック・管理体制の甘さがあったことを深く反省するとともに重ねてお詫び申し上げます」と再度謝罪した。再発防止のため、社内の綱紀粛正を図り、改めてコンプライアンス意識の徹底を指示したとしている。担当者によると、この件に関して抗議の電話が数百件寄せられているという。